IMPROVEMENT
競技力向上
高地とは低圧・低酸素環境のことを指します。
このような環境でトレーニングを行うことによって、からだの中ではさまざまな生理学的応答や適応が生じます。これらの変化が高地トレーニングの効果、体力・運動能力や競技パフォーマンスの向上に繋がると期待されています。
高地トレーニングは主に3つの効果が得られると考えられており、持久力の向上のみならずハイ・ミドルパワー(無酸素性能力)の向上も期待できます。また、滞在期間も短期間(数日~2週間以内)で効果が得られることも分かってきています。この3つの効果から、高地トレーニングは幅広い競技・種目に対して、競技力向上が望めます。
高地トレーニングのすすめ
RESULTS
実績
当施設をご利用いただいた主な競技団体の成績等の一覧
2019年8月10日現在
ナショナル
日本レスリング協会
- レスリング男子フリースタイル
- 2018世界選手権 フリースタイル
- 57kg級 / 3位
- 65kg級 / 1位
- 92kg級 / 3位
日本パラサイクリング連盟
- 自転車
- 2019 UCIパラサイクリング・ロード・ワールドカップTT
- WC3 / 5位
- WC2 / 5位
- 2019 UCIパラサイクリング・トラック世界選手権大会
- TT WC3 / 2位
- スクラッチ MC2/ 7位
- 2019 UCIパラサイクリング・ロード・ワールドカップ
- WC3 / 1位
全日本テコンドー協会
- テコンドー
- 第5回 アジアパラオープンテコンドー選手権大会
- K43 / 3位
- 第24回 世界テコンドー選手権大会
- 4回戦進出
実業団
トーエネック
- 陸上
- ニューイヤー駅伝 2019
- 17位
- 第23回 アジア陸上競技選手権大会
- 男子5000m / 4位
- 第103回 日本陸上競技選手権大会
- 男子10000m / 5位
- 男子5000m / 3位
大塚製薬
- 陸上
- ニューイヤー駅伝 2019
- 20位
- 第103回 日本陸上競技選手権大会
- 男子3000m SC / 2位, 11位
- 女子3000m SC / 3位
- 男子1500m / 6位
肥後銀行
- 陸上
- 第38回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会
- 17位
- 第38回 大阪国際女子マラソン
- 11位
- 第102回 日本陸上競技選手権大会
- 11位
GMO
- 陸上
- 東京マラソン 2019
- 10位
- ハンブルクマラソン 2019
- 11位, 19位
- 第103回 日本陸上競技選手権大会
- 男子10000m / 21位
九電工
- 陸上
- ニューイヤー駅伝 2019
- 15位
- 第102回 日本陸上競技選手権大会
- 男子3000m SC / 3位
- 男子5000m / 8位
中電工
- 陸上
- ニューイヤー駅伝 2019
- 13位
- 第66回 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
- 男子1500m / 8位
ソニー HC BRAVIA Ladies
- フィールドホッケー
- 全日本選手権2013~2018年
- 6連覇中
飛騨高山ブラックブルズ岐阜
- ハンドボール
- 第43回 日本リーグ
- 6位
大学
大阪学院大学
- 陸上
- 2018 全日本大学女子選抜駅伝競走
- 7位
- 第36回 全日本大学女子駅伝対校選手権大会
- 7位
- 2018 日本学生陸上競技対校選手権大会
- 女子5000m / 6位
- 女子10000m / 2位, 10位
名城大学
- 陸上
- 2018 全日本大学女子選抜駅伝競走
- 1位
- 第36回 全日本大学女子駅伝対校選手権大会
- 1位
- 2018 日本学生陸上競技対校選手権大会
- 女子1500m / 1位
- 女子5000m / 1位
- 女子10000m / 1位
高校
東京農業大学第二高校
- 陸上
- 南部九州総体 2019
- 男子1500m / 9位
- 男子5000m / 9位
高岡向陵高校
- 陸上
- 第69回 全国高校駅伝
- 男子 / 37位
洛南高校
- 陸上
- 南部九州総体 2019
- 男子1500m / 6位
- 男子3000m SC / 2位, 7位
- 第69回 全国高校駅伝
- 男子 / 9位
岐阜女子高校
- バスケットボール
- 第71回 全国高等学校バスケットボール選手権大会
- 1位
- 南部九州総体 2019
- 女子バスケットボール / 2位
その他にも、マラソンやトレイルラン等の大会へ出場している市民ランナーの方々、陸上競技を本格的に始めたばかりの小・中学生など、たくさんのアスリートが高地トレーニングで自己記録を更新しています。
CAUTION
注意事項
標高1700mにある濁河温泉高原スポーツレクリエーションセンターは、高地トレーニングとして最適な環境にありますが、次の点に留意してください。
- 01空気の酸素分圧は、平地の81%程度になっています。
- 02血液中の動脈血酸素飽和度(SpO2)は、安静時で3%低下しています。個人差はありますが、運動時では10%近く低下することがあります。(20%以上低下すると危険:高山病)
- 03空気中の酸素が薄いので、慣れるまでは平地の60~80%程度の強度で運動してください。
- 04頭痛、吐き気、めまい、不眠(寝不足)、不整脈、体調不良、などを感じる時などは、無理に運動しないでください。
- 05高地トレーニングを繰り返し実施することにより、高地環境での運動に慣れてきます。
- 06高地環境では、強く追い込む練習をしなくても、運動負荷が高くなっています。
- 07平地と同じ感覚で運動するまでには、約20日間(連続、または間欠)のトレーニング期間が必要です。